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前編

“コダワリ”の特色って何?

プロドラマーという異色の経歴を持つ堀内さん

プロドラマーという異色の経歴を持つ堀内さん

 

コダワリ入社までの変遷

プロドラマーから大手総合コンサルファームや事業会社を経てコダワリへ。
コダワリ入社の理由は、コンサルも事業もハイブリッドでやろうと思ったから。

堀内さんは、総合コンサルファーム等、4社を経てコダワリに入社されたとのことですが、コダワリ入社までの経緯を教えてください。新卒ではどんな仕事をしていたんですか?

堀内:
普通コンサルになる人って、大学でも経営学を学んでたりとかだと思うんですけど、僕は全然違う方向から入っていて、、最初はドラマーだったんです。大学も芸術系で、在学中には高校時代から憧れていたプロミュージシャンに弟子入りして、カバン持ちのようなことをやっていました。そのまま、自分でバンドをやりながら活動しつつ、スタジオ・ミュージシャンと言ったらわかりやすいかもしれませんが、歌手のバックとか、レコーディングとか、ツアーについていくとかをやっていました。

そうなんですか・・・・!それまたとてもユニークな経歴ですね。
そこから、どんな経緯でコンサル業界に?

堀内:
僕、結婚2回目なんですけど、1回目の時に結婚するからには食わせないと、と思ってたんですね。プロの世界に入って、トップミュージシャン(ドラマー)の給料がどれくらいか分かっちゃった時に、食えなくはないけど、レバレッジがきかないなと思ったんですよね。まあ、その発想をする時点でミュージシャンには向いていないんですけど(笑)。それで、仕事しないとなと、週刊東洋経済とか読んで、年収ランキングを見ている中で医者とか弁護士とかの資格を今から取るのは厳しいな、でも経営コンサルは資格がいらなくて収入もいい、これっきゃない!と思って。

そこからIT系とかいろいろ探していたら、これまた運命の出会いだと思うんですけど、最初に入った会社のシニアマネージャーにたまたま会えることになって、話してたら「お前おもしろいから、面接受けてみろよ」って言われて。多分、裏でいろいろ都合してくれたんだと思うんですけど、当時はコンサル業界が内部統制バブルで売り手市場だったのもあって、僕みたいなやつでも総合コンサルファームに入社することができました。

そうだったんですね・・・!
そこからコダワリに至るまではどんな流れだったのですか?

堀内:
流れとしては、総合コンサルファームで7~8年⇒IT系コンサルファームで3年くらい⇒事業会社(コンサル事業を2年弱)⇒総合コンサルファームで1年半、と4社を経てコダワリに入社しました。

コンサルファームも事業会社も経験されているのですね。
ちなみに、堀内さんの転職動機って、それぞれのタイミングでどんな感じでしたか?

堀内:
まず、最初の会社から次のIT系コンサルファームへは、上司がプロモーションしてあげるというのでついて行ったという感じでした。

そこから事業会社に移ったきっかけは?

堀内:
事業会社に行く時のきっかけは、たまたま一社目の上司がシンクタンクにいて、この会社、動きがあるよと教えてもらって。もともとこのタイミングでは事業会社に行こうとしてたのもあって、ちょっとおもしろいかもと思って移りました。

ちなみにどうして事業会社に行こうと思ったのですか?

堀内:
コダワリに入った理由とも一緒なんですが、「結局コンサルタントって何なんだっけ?」と思うようになって。ずっとパワーポイントで資料つくったり、黒子で動いてて、なんだかんだ偉そうに経営のこと語ってるけど、事業企画とか経営とか、そもそもお前やったことあるんだっけ?と思うようになっていって。そういうコンサルタントは結構多いと思いますけどね。

事業会社に行ってみて、どうでしたか?

堀内:
事業会社すべてがというのではなく、僕が入った会社がたまたまそうだったんだと思いますが、今まで一緒に働いていた人ってレベル高かったなあということに気付いたんですよね・・・。成長するためにも、やっぱりコンサルファームに行きたいなと思うようになって。

それで、また総合ファームへと

堀内:
僕には職務経歴書をどう埋めていきたいか、という考え方があるんですよね(笑)。
正直、職務経歴書に書けないような仕事はしたくないし、逆にこれがあると売れる人材になると思うことはやりたい。この会社の経歴も入れておきたいなと、そんなことを思ってこの時は転職しました。

なるほど~~そして、約1年半経って、コダワリに。コダワリへは何故?

ハイブリッドをやろうと思いました。コダワリはコンサルも事業も関わりたいというところが叶うと思ったんです。先日、コダワリで最も尊敬する先輩とお話しした際にも「回転ドア」と言ってたんですよね。「例えば1年あって、春はコンサル、夏はどこかの社長、また秋はコンサルに戻る、みたいなそういう多面性がこれからのコンサルには必要で、売れる人材だと思う」と。それを聞いて、俺の考えてる方向性って間違ってないのかもと、ますます思うようになりました。

総合コンサルティングファームとコダワリとの違い

一番の違いは「人」。最初はみんな仲が良すぎてギョッとした。
人間くさくて、コンサルレベルも高いのがコダワリの人たち。

これまで総合コンサルファームを何社か経験してきた堀内さんですが、コダワリとの違いって何ですか?

堀内:
表面的な部分で言えば、さっきもお伝えした、「コンサルも事業もできる」だと思います。そして、もっと内面的な部分で、ギョッとしたのは「仲が良すぎる」ことですね。

仲が良すぎる!

堀内:
ひとつのファミリーの様とでも言うのか、会社って感覚がないですね。

総合コンサルファームとはそのあたりは違うんですか?

堀内:
いや~~~全然違いますね(笑)
僕がいたところは正直、殺伐とした感じでしたよ。その中でも今思えば最初に入った会社はまだ一番紳士的な感じはありましたけど。

全然違う社風のコダワリに入って、最初戸惑ったりはしませんでしたか?

堀内:
僕はそこまで苦労したりはなかったんですけど、、でも入って少し経った時に、総務の佐々木さんと飲んでる時に「僕ってこの会社になじめてますか?」とラフに聞いたら「いや、全然なじんでるでしょ!!」と言われて、そこでちょっと安心したのはありましたね。「総合コンサルファームを渡り歩いている奴が来るぞ」と最初言われていたらしく(笑)、そういう意味でも、ちゃんと会社になじめているかは多少気にしていました。

コダワリの人たちって、敢えて表現するとしたらどんな人達ですか?

堀内:
「一緒に働きたい」「一緒に働いてて楽しいと思える人たち」ですかね。

一緒に働いて楽しいと思える人、をもう少し掘り下げると?

堀内:
もう、一択で、「一緒に酒を飲みたいかどうか」ですね。もちろんコンサルスキルや、どこの会社でどんな経験をしてきたかとかも大事ではありますけど、「この人だったら一緒にプロジェクトやって、そのあと一緒に酒飲みたいと思えるかどうか」は今、自分が採用面談やる時にも結構見ていて。実際に、採用面談の時にあまりそう思わなかったけど、一応コンサルスキルがあるからと、ということで入っていただいた人は、長く続かなかったり・・・

一緒に酒を飲みたいかどうか・・・・なるほど。
ちなみに前職ではそういう人いなかったんですか?

堀内:
少なかったですねえ・・・

何が一緒に酒を飲みたいというポイントになるんですか?

堀内:
敢えていうと、「信頼できるか」「自分をこの人にオープンにできるか」ですかね。この人に、深いところを共有した時にも危険を感じず安心していられるか、というか・・・

ちょっと余談ですけど、総合コンサルファームには、自分のことべらべらしゃべってたら、プライベートなことでも論理的に返してくるような人もいたんですよ。1回目離婚した時にちょっと精神をやられて、プロジェクトのアサインについて当時の(総合コンサルファームの)上司に相談したら「そうなの?メンタル持ち直すためのWBS引いてないの?」とか言われたことがあって。人を何だと思ってるんだ!と感じたんですが、コダワリにはそんな人はいないですね。

コダワリにいる人は、もうちょっとバランスが取れている感じなんでしょうか。

堀内:
「感情露出型」「人間くさい人」が多いんだと思います。
そしてコンサルとしてのレベルもちゃんと高い。そんな感じです。

—————————————–

■コダワリの特色

本当にクライアントのためになるサービスを提供しながら、
自分の大事にしたい価値観を追求できる会社。

以前行ったインタビューでも皆さんにお聞きしたんですが、大谷内さん(社長)ってどんな人ですか?

堀内:
第一印象は、「よくわからない」「よめない人」でしたね。
普段僕は、この人にはどういう話し方をしていったらいいか、とか、話しながら考えるんですけど、それが大谷内さんはつかみづらかったです。

それでもコダワリに入ることにした・・・面接はどんな感じだったんですか?

堀内:
面接では、2次面接から大谷内さんが出てきて。ちなみに1次面接を受けた時点ではこの会社はないな、と思ってたんですよ。これまでの自分の経験からも、面接に出てくるのは自分より上か同等の人だと思っていたんですが、面接官が2人とも明らかに自分より下の若手で。こいつに自分のことがわかるのかと思っていました(苦笑)

でも2次面接で大谷内さんが出てきて、ガラっと印象が変わって。考え方もとても理解できたし、殺伐とした感じはなさそうだなと。話をしているうちに、一緒に働きたい、飲みたい、そんな気持ちになってきて。他にも大手事業会社も受けていたんですが、最終的には「この人と一緒に働きたい」と思って、コダワリに入ることにしました。

そうだったんですね。
ちなみに入社してみて、コダワリ社員の特徴を挙げてみるとしたら、どんな感じですか?

堀内:
ミッシーにはならないんですが、
・仕事だけでなく、何事も楽しもうという姿勢がある
・仲間意識が強い
・クライアントファーストが徹底されている
という感じですかね。

クライアントファーストって、おそらく大手でもそれはあったと思うんですが、大手とコダワリの「クライアントファースト」の違いって何かありますか?

堀内:
大手ファームはクライアントファーストと言いながら、例えるなら「ハンバーガー食いたい人に、ロブションの料理出す」ようなイメージで、僕は疑問に感じるところもあったんですよね。コンサルビジネスとしてはロブションの料理をいつも出すのが正しいのかもしれないけど、お客さんとの“人間対人間”の関係性の中で、本当にこの人のためになることをしたいという時に、クライアントファーストの理解ってそれでいいのかなと思うところがありました。

コダワリでは、大谷内さん(社長)が必ずしも売上を追求してるわけではないので、クライアントから本当に求められていることを素早く咀嚼して、相応の規模のソリューションを提供していくことができるのは大きな違いだと思っています。

ハンバーガーとロブションのたとえ、すごくわかりやすいですね。
結構大きな違いがあるんですね。

堀内:
売上責任があるかないかとか、人事評価なんかも関係しているんだとは思うんですけどね。

コダワリではどんな軸で評価されるんですかね?

堀内:
実は僕それ、全然わからないんですよね(笑)
若手は定期的に面談をしているようなんですが、、面談とかが制度化されていないのはダメなところかもしれませんが。

その流れで、コダワリに入って、ここはちょっと・・・と思うことについても聞いてもいいですか?

堀内:
どこまでやるかは別として、上場企業ならあたりまえに整備されているような制度がないこととかはありますね。多少必要かなと思うことなんかもありますが、、、
でも、統制的になるとこの会社の良さが死んじゃうなとも思ったり。べき論でいったらやるべきだと思うけど、みんな求めているかといったら誰も求めていない、そんな感じかもしれません。

その環境の中で、ひとりひとりが自律的にやれているって結構すごいことだと思うんですが、何でそれができているんでしょうね?

堀内:
そもそも大金持ちになりたいという人はいない、ってことでしょうか。

なるほど?

堀内:
大手ファームだと、年収5000万とか1億とか目指している人もいて、でもコダワリのメンバーも日本の平均月収より高い金額はちゃんともらっている。
この倍や、3倍もらうために苦労するより、自分なりの楽しさを優先したい、そういう「自分の人生で大事にしたい価値観」を、それぞれが持てていることは大きいのかもしれません。

あとは、メンバーが仲がいい分、自然と360度評価になっているのかも。人の意見もお互いちゃんと聞くし、だからといって誰かにこびている感じもしない。個々人の利益のために誰かが妥協している感じもない。そんな組織だと思います。

会社から与えられた指標で自分を判断するのではなく、皆がそれぞれ自分の人生で何を大事にしたいかを持っているというのはいいですね。

(後編につづく)

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